衛星電話に関するよくある質問
プリペイド式になりますので、端末を1度ご購入いただければ、毎月の基本料金
は必要なく、ユニットのチャージ分のみになります。
ユニットのチャージは、必要な通話時間分だけ、その都度ご購入ください。
購入方法は、専用窓口がございますので、そちらからお願いいたします。
法人様と個人様とでは、ご提供方法がキャリアから制限されているため、個人様名義のお客様につきましてはプリペイド型または、レンタル型のご案内となります。
法人様のご名義をお持ちの場合は、全てのプランをご案内できますので、お気軽にお申し付けください。
クレジットカードのみ分割払いが可能となっておりますのでご相談ください。
銀行振込は一括のみのお支払いをお願いしております。
・お問い合わせ
↓
・見積確認・ご検討
↓
・端末注文・利用申込書作成
↓
・お支払方法の確認(銀行振込またはクレジット決済)
↓
・端末および回線手配(約1~2週間)
↓
・納品
・購入型、レンタル型、プリペイド型全て同じ流れとなります。
・商品をお申込みいただいてから約10日でお手元に到着となります。
※離島の場合は、海上輸送となるので通常配送予定日より約1週間多くかかります。
※災害エリア、悪天候などにより、商品到着日が予定より遅れる場合があります。
結論から申し上げますどちらも、大差ございません。
その理由ですが、月額型の端末代は76,780円(税込)ですが、必ず12ヶ月以上のご
利用をお願いしているため、月額使用料の4,400円×12ヶ月の52,800円(非課税)
の固定費用がかかってまいります。
つまり、12ヶ月間の合計金額は、129,580円(税込)となります。
プリペイド型の場合は、お見積もり通りの金額になりますが、最低利用期間がないため、12ヶ月間で比較すると月額型と大差がございません。
ほとんどのお客様は1年後も継続してご利用される場合が多いので、通話量にもよりますが、月額型よりもプリペイド型の方がお得にご利用できる場合も多くございます。
答えは、衛星電話1択になります。
その理由を簡易的に説明します。
まず災害が起きた場合、今、お使いのスマートフォンを使用して連絡を取る方がほとんどだと思います。
そのままスマートフォンが使用できれば、衛星電話も無線機も必要ないということになりますが、スマートフォンが使用できない状況ということは、高確率で無線機も使用できないということになります。
なぜなら、スマートフォンも無線機も同じ通信回線を使用しているからです。
どちらも使用できない状況ということは、断線や輻輳(回線が混雑)していたり、停電や物理的に、交換機、基地局が倒れてしまっているなどの理由があげられます。
それに比べ、衛星電話は衛星を経由して通信を行うため、相手が衛星電話を所有している、または災害の影響を受けていないエリアにいる相手のスマートフォンなどに連絡を取ることが可能です。
なので、「災害時に衛星電話と無線機のどちらが役立つか」という質問の答えとしては、衛星電話1択ということになります。
※どんな状況でも衛星電話が1番良いという訳ではなく、お客様の目的によって正しい商品を選択することが大切です。
最後に、注意喚起です。
災害用無線機として大体的に販売している某企業のお話しです。
「災害時に衛星電話は全く使えないので、衛星電話ではなく自社の無線機を買いましょう。」と大々的に謳っているのですが、実際は、衛星電話の取扱いが無いので、他社で仕入れた普通の無線機に、普通のSIMを使用している商品なのでお気を付けください。
防災目的のお客様にも、衛星電話からその無線機に買い替えさせているので、大災害が起きた時、被害を拡大させる行為なので大問題になることでしょう。
インマルサットの主な機能
端末例:IsatPhone 2(防塵・防水・長時間待機)
高音質な音声通話とSMS
静止衛星で通話の安定性が高い
南西方向に空が開けていれば確実につながる
災害用・BCP用途に多く導入
イリジウムの主な機能
地球全域で使える完全グローバル対応
方向を気にせず通信可能
音声通話・SMS・GPS・SOSなど多機能
Iridium GO! execならスマホ連携でインターネットも対応
端末例:Iridium 9575 Extreme(SOSボタン・堅牢構造)
衛星携帯電話から通話を行うと、衛星携帯端末から宇宙にある人工衛星へ向けて無線電波が発信されます。
無線電波は衛星を経由して地上の電話設備局 まで伝送され、ここから世界中に張り巡らされた電話網に繋がり世界中へ電話ができる仕組みになっています。
(イメージ図)
【衛星電話から衛星電話へ発信した場合】
↓:①衛星電話
↓:②衛生設備
↓:③衛星電話
【衛星電話から固定・携帯電話へ発信した場合】
↓:①衛星電話
↓:②衛生設備
↓:③衛星電話
↓:④衛星地上局設備
↓:⑤固定・携帯電話
インマルサット(Inmarsat)の衛星電話、携帯電話の電波が届かない場所でも、人工衛星を通じて通話やSMSができる通信サービスです。
主に災害対策、海上通信、山間部での業務、法人のBCP(事業継続計画)対策などに活用されています。
イリジウム(Iridium)の衛星電話、地球上のあらゆる場所で通話やデータ通信が可能な、完全グローバル対応の衛星通信サービスです。
携帯電話が圏外になるような極地・海上・山間部・砂漠などでも、「つながる」手段として高く評価されています。
インマルサット: 全世界のほぼすべての陸地・海域をカバー ただし、極地(北極・南極)周辺は非対応 日本国内は全国で利用可能(南~南西方向に空が開けている必要あり)赤道上空36,000㎞にある静止衛星と通信しています。その為、アメリカ大陸をのぞくエリアで利用が可能です。
イリジウム:地球上すべての場所で利用可能(完全グローバルカバレッジ) 北極・南極含む全エリア対応 海上・砂漠・無人島・山岳地帯・南極基地などでも通信可
インマルサットの衛星電話は、赤道上空にある静止衛星と通信するため、使用する際は南〜南西の空が開けた場所でご利用ください。
日本国内では、地域にもよりますが、地平線から30度前後の低い空(南西方向)に向けてアンテナを向けるのが基本です。
ビルや山、木々などの障害物があると電波がつながりにくくなるため、屋外で見通しの良い場所でご使用いただくのがおすすめです。
イリジウム衛星電話は、地球全体をカバーする複数の衛星が常に移動しているため、特定の方向に向けて使用する必要がありません。
使用する際は、建物の中やトンネル、密集した森林などを避け、空が広く見渡せる場所で使用するのがポイントです。
アンテナは垂直に立てたまま、空が開けた方向を意識することで、安定した通話が可能です。