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NTTドコモ「ワイドスターII」サービス終了し「ワイドスターIII」を発表

NTTドコモの衛星電話ワイドスターIIサービス終了

  • 参考価格:300,000円
  • 料金プラン:5,390円/月~16,500円/月

2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに普及させてきた、NTTドコモの衛星電話ワイドスターIIのサービスを2024年2月29日をもって終了すると発表。

その理由は、現在運用している通信衛星の設備においてソーラーパネルの発電電力の低下しているため、現在はサービスに影響はないそうだが、衛星電話(ワイドスターII)が使用しにくくなる可能性があるとのこと。

現在はサービスに影響はないそうですが、近々起きると予想される発電電力の低下が更に進行した場合は一時的なサービス中断をする可能性もあるとのこと。

次期衛星電話サービス「ワイドスターIII」

サービスエリア
ワイドスターIIIは静止衛星を利用しており、日本全土および日本沿岸から約200海里の範囲をサービスエリアとしている。このエリア内であれば、地上災害や気象の影響を受けにくく、安定した通信サービス(通話、データ通信、ショートメッセージ通信)が提供される。

通信機能
音声通話では、携帯電話番号(0A0)による発着信や緊急通報(110・118・119)が可能。データ通信では、通信速度が下り最大1.5Mbpsでの通信が可能となっている。

端末の特徴
ワイドスターIIIの端末は新たにGPSに対応しており、位置測位が可能。RJ-11コネクタを搭載しているため、固定電話機との直接接続が可能。さらに、可搬型端末にはWi-Fiルータ機能も搭載されており、専用アプリをインストールすることでハンドセット代わりに利用できる。設置型端末にはRJ-11コネクタを2つ搭載しており、音声通話とFAXの使い分けが可能。

料金プラン
タイプMプラン契約により、月額基本使用料は10,450円(無料通話・SMS分2,200円を含む)からとなっている。

サービス開始日
ワイドスターIIIは2023年10月11日にサービスを開始。

ワイドスターIII 製品サイズ

可搬型端末
外形寸法:
縦約198mm×横約178mm×厚さ約49mm
質量:約1,163g(電池パック装着時)

ハンドセット
外形寸法:
縦約165mm×横約62mm×厚さ約27mm
質量:約186g

ワイドスターIIをから乗り換えを検討中なら

今注目されている衛星電話、InmarsatIsatPhone2が一番おすすめです。

性能、価格、サイズ、重量、直感的操作などトータルでとても優秀な機種となっている。

インマルサット IsatPhone2衛星電話の画像。グレーの堅牢なボディに大きなディスプレイ、169mm×75mm×36mmのサイズと318gの重さが特徴。画面には防塵・防水機能、耐衝撃性、日本語対応インターフェースを示すアイコンが表示されている。

価格

参考価格180,000円(税別)
初期手数料6,000円(税別)
月額使用料7,500円

※各キャンペーン等ございますので、まずはお問い合わせください。

InmarsatIsatPhone2 仕様

型式Inmarsat IsatPhone2
サイズ169mm × 75mm × 36mm
重量318g
バッテリ連続通話時間:8時間
連続待受時間:160時間
回線サービス音声通話、SMS
動作環境-20℃~55℃
耐久性防塵・防水:IP65
耐衝動:IK04
日本語対応あり
インターフェースマイクロUSB,オーディオソケット,アンテナポート,Bluetooth2.0

パッケージ内容

・ 電話機本体
・ バッテリー
・ ACアダプタ
・ 電源プラグアダプタ×4
・ シガーチャージ
・ イヤセット
・ ストラップ
・ USBメモリ(マニュアル入り)
・ 携帯用フォルダ
・ 携帯用フォルダ付属部品
・ JDC製品保証規定書

Thuraya対応エリア

赤道上空36,000㎞にある静止衛星と通信。
極地を除く全世界でご使用できます。

※日本で使用する場合は、3号機のある南西方向・仰角30°にアンテナを向けます。

※利用制限エリアについて

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    • この記事を書いた人

    防災アドバイザー

    防災アドバイザー。衛星携帯電話や防災用品の販売・コンサルティングに携わりながら、企業・自治体の災害対策を支援。現場に根ざした視点で「本当に使える防災情報」を発信しています。

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