お役立ちコラム

【BCPの穴】本社と支店が同時に通信断したら?企業が今すぐ衛星電話を導入すべき理由

大規模災害で企業が最も打撃を受けるのは 「通信断」 です。
電気や水より先に止まることがあり、復旧も遅れがち。
それにもかかわらず、“本社と支店が同時に落ちる” という重大リスクを想定したBCPが十分ではない企業が多いのが実情です。

この穴を最も確実に埋める手段が、
地上インフラに依存しない「衛星電話」 です。


■なぜ通信断は企業にとって最も危険なのか

地上通信は、基地局・光ケーブル・電力設備など、複数の設備が連携して初めて成立します。
つまり どこか1つが停止するだけで通信全体が止まる “一点障害構造” です。

●スマホ・固定回線は地上インフラ前提で動いている

災害時の通信障害は、次のような要因で簡単に発生します。

  • 基地局や光ケーブルの断線
  • 停電
  • 通信集中による輻輳
  • 復旧作業の遅れ

言い換えると、
企業の通信は「地上設備が無事であること」に依存している 状態です。
この前提が崩れると、メール・チャット・クラウド・業務システムがすべて麻痺します。


■「一拠点だけ落ちる」とは限らない

実際の災害では、通信遮断は局所的ではなく “面で広がる” のが一般的です。

多くの企業は「本社が落ちても支店から対応できる」と考えがちですが、現実は逆。
本社・支店・倉庫・工場が同時に孤立 するケースが多数確認されています。

●広域障害は複数拠点を一気に襲う

  • 地震
  • 台風
  • 豪雨
  • 火災
  • 停電

これらは複数の拠点を同時に巻き込みます。

結果として、

  • 指示命令が止まる
  • 避難判断が遅れる
  • 顧客・取引先への連絡が不能に
  • 重要サービスが停止
  • 利用者の安全配慮義務に抵触

企業にとって致命的な損害につながります。


■衛星電話が“唯一”BCPの穴を埋められる理由

衛星電話は、基地局を経由せず 衛星と直接つながる通信方式 のため、
停電・断線・基盤障害の影響を受けません。

●1. 地上インフラを使わず通信できる

そのため、以下の状況でも通信が維持されます。

  • 停電
  • 基地局障害
  • 光ケーブル断
  • 輻輳

「最後に残る通信手段」と呼ばれる理由です。

●2. 本社・支店・避難拠点の連絡を必ず確保できる

災害時に最も重要なのは “意思決定を止めないこと”
衛星電話が1台あるだけで、最悪の状況でも最低限の連絡網が維持できます。

●3. 導入コストが想像より低い

現在は以下の価格帯で導入できます。

  • 端末:18万円前後
  • 月額:7,500円前後

業務停止1日分の損失より安い という企業が大半です。


■衛星電話の種類・特徴・金額まとめ

BCPで使われる衛星電話は3種類。
それぞれ得意分野が異なるため、

“用途に合わせた選定” が非常に重要です。

ただし、
「確実性を最優先する企業」は Iridium 系列が最有力候補。

※弊社は Iridium 正規ルートのため、利用環境に応じて“最適条件”でのご案内が可能です。
まずはお気軽にご相談ください。


【1】Inmarsat IsatPhone2

BCP用途で最も採用されている“安定性とコスパの両立モデル”。

●特徴

  • 静止軌道衛星で安定した通話品質
  • 日本全国で利用可能
  • 操作が簡単で初めてでも扱いやすい
  • バッテリー持続が長い

●向いている企業

  • 本社+支店のBCP
  • ホテル・病院・工場
  • 建設・インフラ
  • 山間部・離島の事業所

●金額

  • 端末:18万円前後
  • 月額:7,500円前後

※「広く安定して使える」のが最大の強み。


【2】Iridium 9555 / 9575

“つながりやすさ世界最強” のシリーズ。
BCPで確実性を最優先する企業に選ばれています。

●特徴

  • 低軌道衛星で地球全域カバー(海上・極地含む)
  • 北海道・山岳地帯・海上で強い
  • 9575 は軍用レベルの耐衝撃・防水性能
  • 海運・NGO・政府機関でも採用多数

●向いている企業

  • 海運・漁業
  • 山岳・林業・圏外リスクの現場
  • 海外出張が多い企業
  • 「絶対に通信が途切れたら困る」BCP

●金額

Iridium 9555:220,000円程度
Iridium 9575:298,000円程度
月額:9,600円

▼利用環境・台数により最適構成が変わります。
弊社は法人向け実績が多く、個別条件に合わせたご提案が可能 です。


■企業が準備すべき最適台数

結論としては以下が最適です。

  • 本社:1台
  • 主要支店:1台
  • 避難拠点:1台

最低構成:本社+支店の2台
推奨構成:本社+支店+避難拠点の3台


■導入までの流れ(当社)

  1. 用途ヒアリング
  2. 最適な機種・台数をご提案
  3. ご注文後約7日で発送
  4. 到着後すぐ利用可能
  5. 操作説明・トラブル対応含めサポート

法人向けの 見積書・請求書払い にも対応しています。


■まとめ

企業にとって最大のBCPリスクは、
「本社と支店が同時に通信断する」という盲点。

地上インフラが止まっても通信が途切れない衛星電話は、
この穴を最も確実に埋める手段です。

“1台あるだけ” で、
意思決定・顧客対応・社員の安全確保が大きく変わります。


■お問い合わせ

導入台数の相談だけでも問題ありません。
最短でご案内いたします。

    必須ご利用区分

    必須お名前

    必須メールアドレス

    任意電話番号

    必須ご相談内容

    任意ご相談内容(詳細)



    関連情報


    BCP完全ガイド:成功と失敗の事例から学ぶ5つの効果的な実施戦略を説明する図。BCPの基本理解、立案手順、実施管理、一般的な課題と解決策、成功事例の分析、失敗事例からの教訓、技術進化の影響、持続可能なビジネスへの移行の役割を含む。BCPの定義、必要性、効果的な立案と運用管理、将来展望と革新的アプローチを総合的に解説。
    BCP完全ガイド:成功と失敗から導き出される5つの効果的実施戦略

    BCP(ビジネス継続計画)の基本理解  1.1. BCPとは何か? - 定義と重要性 BCP(ビジネス継続計画)は、災害や緊急事態において、企業が業務を継続するための計画のことです。 BCPは、事業の中断を最小限に抑え、早期復旧を可能にするために重要。例えば、自然災害が発生した際、事前に計画を立てておくことで企業のダウンタイムを大幅に減らすことができるのです。 過去の事例からいうと、東日本大震災時、BCPを持っていた企業は、そうでない企業に比べて迅速に業務を再開できました。 BCPは、予期せぬ事 ...

    【2025年義務化対応】現場の命を守るWBGT計「Aaaswatch-Pro」とは?|熱中症対策の新常識

    ― 熱中症対策義務化時代に最適な現場向けソリューション ― 1. はじめに|なぜ今、WBGT計が必要なのか? 現場における“命を守る装備”としてのWBGT計 2025年の法改正により、「暑さの見える化」は義務化の対象となり、もはや努力義務ではありません。特に建設・製造・運送・介護などの高リスク業種では、感覚頼みの対応では労災を防げません。 熱中症災害の現状と急増するリスク 厚生労働省のデータによると、2022年の労働災害における熱中症発生件数は824件(前年比+6.2%)。そのうち45.9%が建設業で発生 ...

    【建設・土木・林業・測量業 必見】 現場の通信課題を解決するStarlink Miniの実力とは?|山奥でも“つながる”時代へ

    第1章|はじめに:「通信が届かない現場」で、仕事は止まる 建設現場や測量業務、林業、インフラ点検など、都市部から離れた場所で行われる現場作業では、通信環境の不備が大きな障害となっています。 たとえば、次のような悩みが現場で日常的に発生しています: モバイル回線が圏外で、電話もデータ通信も使用できない 図面や写真の送信に時間がかかる クラウドツールが使えず、報告が遅れる 上司からの指示や緊急連絡が届かない これらの通信トラブルは、作業効率の低下、安全リスクの増加、経営判断の遅延といった深刻な問題を引き起こし ...

    災害時に役立つ衛星電話の選び方を5つのステップで詳しく解説するグラフィック。緊急時のコミュニケーションに必要な機能と選択基準を提示。
    災害時に命を救う衛星電話の選び方を5つに分けて丁寧に解説!

    1.衛星電話の基本 1.1. 衛星電話とは何か(定義と概念) 衛星電話は、地球の軌道にある人工衛星を利用して通信する電話システムです。 地上の基地局ではなく、宇宙にある衛星を通信の中継点として使用します。 これにより、地球のどの地域でも通信が可能になるため、衛星電話は、山岳地帯や海上、災害時など通常の携帯電話の電波が届かない場所で特に役立ちます。 この汎用性の高さが衛星電話の主な特徴であり、携帯電話や無線機との大きな違いで需要が高まっている理由です。 1.2. 衛星電話の仕組みと機能 衛星電話は、通信衛星 ...

    Starlink Miniと衛星電話どっちを選ぶ?通信手段の使い分けと導入シナリオ【2025年最新版】

    結論|Starlink Miniと衛星電話は「どちらか」ではなく用途で使い分ける 災害や僻地での通信手段として注目される Starlink Mini と 衛星電話。どちらを選ぶべきか?とよく質問をいただきますが、結論はシンプルです。 高速インターネット環境が必要なら Starlink Mini 確実な音声通話が必要なら 衛星電話 BCP(事業継続計画)や船舶・自治体の災害対策なら 両方を組み合わせるのが最適 通信の目的に応じて選び分けることで、いざという時も「つながらないリスク」を大幅に減らせます。 St ...

    【最新版比較】通信障害で1日120万円の損失?衛星電話×StarlinkでBCP対策を最適化!

    第1章|衛星電話とは?スマホとの違いを初心者向けに解説 結論衛星電話は、地上の基地局を介さず、通信衛星と直接接続する“最後の通信手段”です。 理由・根拠スマートフォンは基地局が必要なため、山岳地帯や離島、災害エリアでは圏外になることがあります。一方、衛星電話は上空の通信衛星(主に静止衛星)とダイレクトに通信するため、広範囲で接続可能。地上インフラに依存しない通信手段として注目されています。 活用例 登山中に遭難し、救助を要請 災害直後の自治体による安否確認 離島での定期連絡や業務用通信(例:漁業・簡易診療 ...

    • この記事を書いた人

    防災アドバイザー

    防災アドバイザー。衛星携帯電話や防災用品の販売・コンサルティングに携わりながら、企業・自治体の災害対策を支援。現場に根ざした視点で「本当に使える防災情報」を発信しています。

    -お役立ちコラム